akanesoraxのブログ

肺癌闘病日記

エピソード6

博多久松 和洋折衷本格料亭おせち 博多 特大8寸3段重 全46品 おせち料理 お届け日(2020年12月31日)着
博多久松 和洋折衷本格料亭おせち 博多 特大8寸3段重 全46品 おせち料理 お届け日(2020年12月31日)着
博多久松
食品&飲料


母は一人暮らしでしたが、犬チワワくんと一緒に暮らしていたので
散歩など世話をしてあげなくてはと、実家に入院翌日から
通う様になりました。





入院翌日に実家に行くと、階段に血痕の跡が
あり、思わず天井を見上げてしまった。
(コップ1〜2杯分ぐらい)


ここで母は吐血し慌てて私に電話したのだろうかと
考えた。


夕方、病院から電話があり、
意識レベルも戻り一般の個室に移った事
結核の検査結果が出るまで面会ができない事
ご飯も夕食からとる予定との事
また明日も連絡をくれるという事で電話を切った。



意識がはっきりしているという事で母にメールを送った。
すると玄関で割と大きめな音を鳴らして母の携帯電話が光った。



携帯持ってないのか、、、


と不便に感じた。



母とは仲良しとは言えない関係ではあったが
やはり直接、容態を聞かなければ安心できずにいた。

エピソード5

結局病院に着いた時間は午後2時前で
病院を出たのは午後8時。
駐車料金がえらい事になっていた。



担当の先生からの説明を聞いていたICU室のさらに奥が隔離病棟になっていた。
母はその隔離病棟にいた。
「ガラス越しでよければ、様子を見てみましょうか」
先生が提案してくれた。
「もちろんお願いします」



母は病院についてからずっと眠っていたらしいが
それは今すぐ命に関わるかと言ったらそうではないと
聞かされ安堵した。



ちょうど点滴の交換に看護師さんが入室していたところで
感染予防の為の特殊なマスクとエプロンがすごく印象に残った。
これは入ってはいけないんだと言った具合に厳重。
(コロナ禍で医療現場のニュースを見る機会が多かったのですがまさしくそんな感じでした)


担当医はこれから先も主治医としてつく佐々木先生。
沢山の肺癌患者の治療にあったっているそうで、また外来にも出ている
すごく忙しい先生だったらしく、
そんな中でも、常に優しく丁寧に接してくれました。





初めてのことで何をすればいいのかを看護師さんに聞くと、
まず着替えや歯ブラシなどを持ってくる様に言われました。
もしくは病院で用意をしてくれるアメニティーサポートセット(入院レンタルセット)を使う事もできるそうで
私は初めての入院という事と、看護師さんにドレーン管を繋ぐと胸水が漏れて
パジャマが汚れてしまうという事で
アメニティーの方が汚れても一日何度もお着替えできて気にならないんではないかと助言をしてもらい
アメニティーを頼む事にしました。



アメニティーセットもAセットからEセットまであって料金もAのフルセットは
1ヶ月2万円ぐらいでした。
母はまだおむつは不要で入浴もできなくなるとの事だったのでスタンダードの
8,000円程度のものを頼みました。
パジャマ、タオル、歯ブラシ、ティッシュ、スリッパ、コップ、下着、靴下、肌着
綿棒等でした。


いつでも解約できるしプラン変更もすぐできるので、最初はこのサービスを利用する事に
しました。
この時は長くてもひと月ぐらいの入院かなとも思っていたので。


このサービスは本当に助かりました。
急な入院や家族の負担を軽減してもらって、
でも高いですが、仕方ないですよね。



入院初日はこんな形でバタバタと終わりました。

エピソード4

救急搬送された病気は実家から車で10分ほどの
総合病院だった。


緊急受付の窓口に行くとちょうど担架に乗り
酸素ボンベに点滴に繋がっている母を見つけた。
母は眠っていた。


看護師さんに声をかけると、診察室の前の長椅子で待っている様に
指示をされた。




一時間程待つとICUの隔離病棟に案内された。



ICUと聞いた時、とても危険な状態なのではないかと
不安でいっぱいになった。





TVモニターがたくさんあってベットも仕切りはなく
横に10床ほどベットが並んでいて
そこにたどり着くまで消毒を3回。
インターホンを2回鳴らす厳重な部屋だった。



初めて見る風景に戸惑いながら、ベットを見渡し母を探した。


 


看護師さんから、面会の前に先生と面談をする様に言われた。




これから担当をしてくれる先生は、物腰の柔らかい
40代の先生だった。



簡単に自己紹介をして、今の状態について説明を受けた。


まずはレントゲン写真からの説明。
右の肺に水が貯まっていて、心臓が圧迫されて左側に大きくずれ込んでいる。
貯まっている水の量は、相当になると思う事。


CT写真からは、パチンコ玉ぐらいの大きさの白い影が無数に見えて
この影の正体を検査して、病気の正体を調べる。


と言った内容だった。


先生の所見では、結核もしくは肺炎、最悪な場合は癌の可能性があるとの事。



そしてまずしなければならないことを告げられた。


1】胸に貯まった胸水を超音波で確認しながら注射器で採取をして検査にかける。
2】ドレーンチューブを挿入してお水を4、5回の分けて抜く。(大量に抜くと肺水腫になりやすく血圧が下がってしまう為だそうです)
3】結核の検査をする為に痰を採取する。


初めて聞く言葉に分かりやすく説明してくれた。




しばらく入院になる事も告げられた。
そして、結核の検査結果が出るまでは面会謝絶との事。
さっき担架で運ばれっていた母に声をかければ良かったと後悔をした。




何枚かは忘れたが、沢山の承諾書にサインをした。
この時はほぼ頭が真っ白な状態でした。







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